セノウヒカリイシモチ  Siphamia senoui Gon&Allen,2012

 
上半身はオレンジ色で眼の周囲は赤く縁どられ、眼はブルーのリングが輝く。体色は
 尾柄手前から白っぽくなる。口は大きく全体的にずんぐりとしている。トゲサンゴなどの
 隙間奥に身を隠し、日中出てくることはない。2019年9月にゲストが撮影したことにより
 セノウヒカリイシモチの生息が発覚、その後何度も足を運び探したのだが見つけることは
 出来ず。しかし、2022年3月に同じポイントでゲストが発見し大感激。先日やっと撮影する
 ことができた。といっても全身を撮るのは非常に難しく、現在この個体のみの発見で課題を
 残したままである。沖縄本島、奄美大島、西表島などで報告例はあったがケラマ海域では
 未報告だったと記憶している。種小名はsenouiはDr.瀬能に因む。


 
ケラマ海域 -22m CANON 30D 100mmマクロ  f5.6 1/60 INON D180+YS-02同調