バリは南半球である。熱帯性モンスーン気候であるにも関わらず、伊豆と共通する生物相があり、沖縄・フィリッピンとも共通している 不思議なところである。 バリの隣ロンボク島の先には「ウォーレス線」があり、水中も異なるそうだ。フィリッピン南海域辺りは 魚発祥の地であり、南極からの栄養分豊富な海底流が湧き上がる場所と言われている。例によって、ケラマでは見られない種を 中心とした紹介であるが、近年稀にみる膨大な失敗作に阻まれ時間が掛かってしまった。 同定には 「日本の海水魚」、「Reef Fishes Identification Tropical Pacific」、「Damselfishes of the Wold」を使用しました。 |