ヒナギンポ
Nannosalarias nativitatus
イソギンポ科
水深5m以浅の波立つ岩礁域に多く棲息し、岩の表面に生えている
藻類を食べては巣穴に戻る行動を繰り返している。こんなに可憐で
愛くるしいのに、モンツキカエルウオほど知られていないのは、図鑑に
出ている写真が地味だからである。カエルウオ好きの女性ダイバーに
教えるとすぐヒナギンポ・フリークと化し、どのポイントでも浅い所で
捜している光景を良く見る。撮影は「鈍感な個体」を狙うしか道はない。
しかし、カエルウオとギンポの和名はややこしいね・・・・。